こんにちは!
引っ越しの時の初期費用・・・これって思いのほか高いですよね。
敷金礼金ゼロゼロはやっぱり魅力的!
でもちょっと待った!それって本当にお得なの?
今回はそんな敷金・礼金ゼロのデメリットを解説します。
敷金・礼金とは?
● 敷金とは
退去時の修繕費・クリーニング費用に充てる為にあらかじめ預けておくお金。
退去時にそれらが差し引かれて返還されます。ペット飼育の場合は+1ヶ月になることも。
ちなみに敷金がゼロになっていても、代わりに保証金1ヶ月など、名前を変えて募集している場合もあります。
● 礼金とは
オーナー(大家さん)に支払うお金。「貸してくれてありがとう」という謝礼金のようなものです。
敷金礼金ゼロのデメリット
● 家賃が割高になっている
敷金礼金ゼロの分を家賃に上乗せして補っているため、近隣相場に比べて家賃が割高に設定されている場合があります。
なぜそのようなことをするのか?敷金礼金ゼロにすると物件検索で人の目に留まりやすくなります。
集客目的で家賃を割高にする代わりに敷金礼金をゼロにしているということです。
● 物件の選択肢が減る
敷金礼金ゼロの物件はそもそもそんなに数が多くありません。(特に1K・1Rを除くとほぼないといっていいでしょう)
不動産業者用検索サイト(ATBB)で以下の条件で検索した場合、
・新宿区
・マンション
・賃料9万円以下
・20㎡以上
・築10年以内
該当が124件。
ここからさらに敷金・礼金なしで絞ると・・・
該当物件12件。
全体の約10%という少なさでした。
● 結局退去時にお金がかかることが
退去時に修繕・クリーニング費用が発生すると敷金を預けていればそこから充当されますが、
敷金なしで入居している場合、それらの費用を退去時に支払うことになります。
つまりどのみち支払うことになるので、決して敷金ゼロで入居したからお得になったというわけではないのです。
● 短期解約で違約金が発生する場合も
一年未満の解約の場合賃料の一か月分の違約金 といった特約が定められている場合もあります。
急な引っ越しがあるかもしれない人は注意が必要です。
まとめ
敷金礼金ゼロゼロ物件。
初期費用が安くなるというメリットもありますが、敷金だけは預けておくほうがおすすめです。
みなさんのお部屋探しの参考になればと思います♪
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